2008年04月10日

金融機関、株含み益大幅減へ

 サブプライムローン問題による世界の株安。大手銀行6グループ(三菱UFJ、みずほ、三井住友、りそな、住友信託、中央三井トラスト)の2008年3月期末の株式含み益は前年比62%減の約3兆5千億円となった。もっとも、債券では1千億円の含み益が出ており前年同期では4千800億円の含み損から比べると全くの様変わりである。
 これは1年前と比べて、株価は下落した一方、長期金利は低下〜債券価格は上昇したことにより、株式含み益の減、債券含み益の増となったもの。

 また、生保大手7社(日本、第一、明治安田、住友、朝日、三井、富国)での国内株の含み益は前年比53%減の6兆5千200億円と急減。住友生命保険では何と69%減、富国生命保険で61%減、三井生命保険59%減、第一生命保険58%減、日本生命保険50%減と続く。朝日生命は1,900億円の含み益が一転、60億円の含み損へ転落した。

 日本のバブル崩壊直後、瀕死の状態だった各金融機関の財務状況。ようやくここ10年で病が癒えて来たかに思われたが、再び病魔に取り付かれてしまうのか、単なる腹痛ですむのか慎重な対処が求められる。

 この道はいつか来た道?では困るのだが。

posted by サブプライム at 08:42| サブプライムローンによる損失額 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする